福井ソアーベ児童合唱団の練習を見に行きました [幸せに生きる]
今日は福井ソアーベ児童合唱団の練習を見に行きました。
坪口先生を一目見たかったからです。
坪口先生いらしていました。車イスに乗ってらっしゃいました。
昨晩は胃が痛くて、とても今日こられる状態ではなかったそうです。
でも、今日出ていらっしゃいました。
顔を見て、とても熱い気持ちになりました。
坪口先生は、小さい子の歌声を聞いて、ひとりひとり声をかけてらっしゃいました。車イスに座っているとは言え、昔と変わらぬお姿をうれしく思いました。
しかし、今日の坪口先生のご指導。ソアーベ魂を伝えようという気迫を何度も感じました。
ハイカラな日本語が大切。
指導が入ると、メリハリ。強弱がつき、ソアーベらしい歌に変化して行きます。。
指揮の話を熱く語っていました。まるで僕に伝えようとしているのではないかと感じ、胸が熱くなりました。
次の言葉にドキッとしました。
ペコペコして死ぬんじゃなく、羽ばたいて死ぬ。
坪口先生の今の生きざまに対する決意を感じました。
特科生の練習で「わたしはリンゴを歌う」と女先生が言うと、オーという声がおこりました。この歌にはみんな特別な思いがあるんんでしょうね。
わたしはリンゴの歌いかた。指揮の仕方を教えてくれました。
まるで僕のために語っているような内容でした。
ちょっとしたことをていねいに。それがソアーベの歌を作っている。
指揮法で歌声を変えよう。
切るところと伸ばすところを分ける。
指揮の大切さを語っていました。
あっという間に練習は終わりました。
最後に握手をしていただきました。
練習場には暖かい空気が満ち満ちていました。
坪口先生がこうおっしゃっていました。
「みんなから、元気をいただいた。ありがとう。」
こういう状況でも明るい冗談を言い、会場を明るい雰囲気にする坪口先生。強い方です。僕達のほうこそ、坪口先生から元気を頂きました。
ソアーベの美しい歌声。そして成長した団員の皆さんを見ることができて、幸せでした。
がんばって教えを受けているS君。軽やかな踊りを見せていただいた女先生。そして明るい笑顔で見守るたくさんの人・人・人。本当に僕の目指す幸せな空間がそこにありました。
生きる原点を見れたような気がします。幸せな時間でした。
今日は、本当にありがとうございました。
子どもは先生 [授業]
今日、子供達から学んだことが3つあります。
一つ目。思っていることは口に出して言わないと伝わらない。
特によくなったところは、ほめる。
二つ目。何回も何回も同じ部分の指導はNG。2,3回やってうまくいかなければ、別の日にあらためてやったほうがいい。
三つ目。遅刻した子に対する注意は、さりげなく。
「僕の直したらいいと思ったことがあったら教えて?」と聞いて、合唱団のOBから教えてもらったことです。
子どもは先生です。
そろそろクラスのカラーも出始めました [授業]
いろんな授業も2回目に突入しました。一回目は新鮮で子供達もノリノリでした。2回目になると僕も子供達も様子がわかってきています。そろそろクラスのカラーも出始めました。
同じようなことをやっていても反応が違います。
ますますノリノリの所もあれば、そうでないところも。
級外というのは、クラスの空気を読み、その空気に合わせる能力が必要だということがわかってきました。そのためにはたくさんの引き出しを持っていることが大切です。
立てた計画を予想変更しつつ、実践していく能力が磨かれそうです。
今日すごく楽しかったのが、4年生の音楽。個性いっぱいの子供達ばかりですが、とてもいい声を出すのです。感動してほめると、ますますいい声になっていく。立てた計画とは違った形にいってしまいましたが、そんな良循環を体験しました。
失敗だったなあと思う授業もあります。その後の授業。知らない間に比べちゃうんですね。
授業ができることが幸せ。
その幸せ感をわすれずにいたいです。
花の絵がこんなふうになりました [授業]
昨日、「授業参観に向け、こんな絵はどうですか?」という記事を書きました。
その中で、4年生と2年生の実践を紹介しました。
さっそく今日、2年生の方法で書かせてみました。
3年生の子供達です。
「3年生になって、どんな花を咲かせたい?」と聞きました。
きょとんとする子供達。
「一年かけて、どんな花を咲かせたい?」と更に問いました。
すると一人の子がこう言いました。
「心の花?」
「そう、さすが三年生。」
すると、いろんな意見が出ました。
笑顔の花
やさしい花。
友だちの花。
今日はそんな花を想像して描きます。そう言って、過去の作品例を印刷したものを見せました。子供達、それをみて、どんな花を描いてもいいんだなと思ったようです。
そうやって出来あがった花の絵を、今日はアップします。3年生の作品です。
書き方は以下です。
①まず花びんの部分だけ印刷(A4の大きさ)
②名前ペンで、花びんの模様を書く。
(カタツムリのような速さで)
③花を想像して描く
④くきと葉っぱを描く
⑤クーピーでぬる
⑥バックはチョークをぬって、指でぼかす。
今回も2時間で全員できました。
みんな想像力がいっぱいでおもしろい作品がたくさんできました。
楽しんでもらえたのが、うれしいです。
他のクラスの絵も、とても楽しい絵になり、子供達や先生方に喜んでもらえました。
心からうれしいです。
授業参観に向け、こんな絵はどうですか? [授業]
今年は級外として、3年生の図工も持つことになりました。
明日さっそく2時間続きの図工があります。
4クラスある学年最初の図工です。
自分のクラスの授業なら好きなことができるのですが、級外となると全体のことも考えなくてはいけません。2週間後に授業参観があります。そこで掲示する絵を描かせる必要があります。
何をしようか、他の先生方はそこまで手がまわりません。
そこで、僕が「花の絵はどうですか?」と意見を出しました。たしか以前何度か授業参観向けに簡単なやり方で描いた方法があったのです。
「どんな絵ですか?」と聞かれました。
このブログに記録を残したはずだぞと思い、「花の絵」で検索をかけてみました。すると、2年生と4年生の実践がありました。
ちゃんとやり方まで書いてありました。
同じ学年の人に絵だけ印刷して見せると、「これはいい」ということになりました。
先陣を切って、僕が実践することになりました。
ブログが知らない間に自分の実践のデーターベースになっていました。ブログをやっていて良かったです。
他のお困りの先生方、もし良ければご覧ください。
授業参観に向けて、花の絵を描きました・・・4年生での実践(絵の具を使い、約3時間で書けました)
参観日の掲示・・・2年生での実践(クーピーを使い、約2時間で書けました)
授業参観に飾る絵で、簡単で見栄えのある絵を書かせたいという方の何かの参考になれば、うれしいです。
ps.花びんの絵を書きました。それをアップします。今年はこれにどんな花をさかせてくれるでしょう。