算数コーナー [授業]
11月に研究発表があります。算数と理科の研究です。
それに備えて、「算数で遊べるコーナー」を作って欲しいとの依頼がありました。
先生方にお手伝いしてもらい、いろんなものがそろいました。その中でいくつかを紹介します。
これは、先生手作りのパズルです。そういえば、こういうのが、昔屋台で売っていて、夢中になって遊んだ記憶があります。
絵をもとに積み木の数を予想し、実際に作って数をたしかめるものです。けっこう難しいです。
積み木を使って、ぴったり1kgを作る遊びです。
思った以上に遊んでくれています。算数が身近になってくれればいいなあ。
うちの合唱団のことについて [合唱]
今日は、合唱団のことについてちょっぴり書いてみたいと思います。
うちの合唱団には、下は小学校2年生から、上は6年生までいます。
これだけ縦の学年がそろうとそれぞれの特徴が見えて、おもしろいです。
2年生は、とにかくチョコチョコとくっついてきます。トイレにまでくっついてきます。おんぶにだっこ。肉弾アタックです。
3年生も、そうです。でも2年生ほどではなくなります。
4年生になると、お話中心のお付き合いになります。ふざけたり、冗談を言ったりして、いろいろと話しかけてきます。
そして、5,年生になると、友達中心のお付き合いになります。友達同士かたまって、くっついています。6年生になると一層そういう雰囲気は強くなります。
合唱団は今年で創立4年目を迎えますが、中には2年生から入団し、今年で4年目という子もたくさんいます。一人の子供を見ても、このような成長をたどっていきます。あれだけ、べたべたくっついていた子が、今ではすました顔で友達同士くっついています。
合唱団は、いろんな学年の子がいて、そんな変化が見られる点も、楽しいです。
今日は、練習のはじめに、下のようなお話をしました。
「せっかく入った合唱団。みんな家族みたいな合唱団になりたいね。あったかい家族のような合唱団。すてきなお兄さん、お姉さん、そしてかわいい妹。そして先生は・・・。お父さん・・・。いや、みんなからするとおじいちゃんかな。」
そこで、最近始めたのが、ジャンケンをして、負けたら、相手の質問に答えるってゲーム。質問のお題は僕がいろいろと出します。
たとえば、
「きのうの夕食は?」
「好きなテレビ番組は?」
「誕生日は?」
「好きな教科は?」などなど。
子供達は、ワイワイとジャンケンをしては、いろんな子とお話をします。なんだか良い雰囲気です。僕はその間、次の曲の準備をしています。
僕の理想とするのは、福井ソアーベ児童合唱団。あんなふうにあたたかい関係を作りたいなあ。いろんな年齢の子ども達が、それぞれ、お兄さんやお姉さん、弟や妹のようになり、自然なつながりをもつ関係。
そう、ぼくは、そんな温かいつながりが作りたくて、合唱団をやっているのかもしれません。
合唱を通して、みんなが関り合い、温かい関係ができるといいなあ。そしてそんな合唱団は、とても明るい歌声を響かせるでしょう。
合唱団に入って良かった、大好きなお兄さんやお姉さん、たくさんの友達。弟や妹ができてよかったなあ。そんな風に思ってもらえたらいいなと思っています。
なくなって初めてわかるありがたさ [幸せに生きる]
今日の朝、突然パソコンが動かなくなってしまいました。
前々から様子が変だったのですが、とうとう起動しなくなってしまいました。
今使っているパソコンは、ブログの記録によると2007年の11月末頃の購入となっています。
約5年経っています。
スペックなどは、当時最新鋭のものだったので、不満はありませんが、起動しないとなると、もうそうろそろ買い替え時なのかもしれません。
しかし、パソコンがないと、本当に仕事になりませんでした。いかに毎日パソコンに依存していたかが、わかりました。
授業の計画
合唱団の練習計画
毎日のトレーニング記録
ブログの更新
音楽の教材作り
様々な書類
そのすべての仕事がストップです。
なくなって、初めてその有り難さを感じるものです。
今、パソコンのおかげでいかに便利に過ごしていたかを実感しています。
今のパソコンは、修理に出しました。
同時に新しいパソコンを発注しました。
パソコン、考えると本当に安いものです。買った当時は20万円以上しましたが、これだけ毎日使っていると、十分に元をとっています。
なくなったおかげで、普段のありがたさを感じた一日でした。
PS.新しいパソコンは、やはり自作パソコンを注文して作ってもらう形にしました。20万円弱のお値段ですが、すごい性能のマシンになりそうです。
映像編集もサクサクいくかな?楽しみです。
5年生の児童音楽会に向けて [合唱]
今、5年生は、来週の金曜日にある児童音楽会に向けて練習に取り組んでいます。
まとまった練習時間がとれないので、昨日から朝自習の時に学年合同練習に取り組んでいます。
5年生、100名以上います。
これだけの人数がいると、移動だけでも大変です。
そこで、教室で練習を行なうことにしました。
しかし、全員が教室に入りきれないので、2学級は教室の中、1学級は廊下という形で集合することにしました。僕は前の扉の所に立ち、教室の中と廊下を見わたしながら指導しています。
歌う歌は、「ビリーブ」と嵐が歌った「ふるさと」。
この5年生が素晴らしい。
本当によく声を出してくれます。高学年というと声を出さなくなるものですが、よく響かせてくれます。
更に、合唱団の子供達もみんなのために頑張ってくれています。
5年生をバックアップしようと、朝練の時は、この二曲を練習に入れています。
そして、5年生の合唱団員は、みんなのためにと、難しい低音のパートに入ってくれています。
5年生のやる気パワーと合唱団員のおかげで、曲が形になりつつあります。
ポイントは、1mm長く伸ばすこと。(ソアーベの坪口先生から教えていただいた言葉です。)
そして、語尾を優しく。
まだまだ課題はありますが、毎日うまくなっていき、教えていて楽しいです。
今は、曲を整えているところです。
曲に表情と山場を作るのは、来週になりそうです。
こういう学年での合唱も本当にいいものです。
うまくいっている学年は、歌の指導もやりやすいです。これも学担の先生方のおかげ。
5年生の子供達がすばらしい歌を歌い、良い思い出ができるようお手伝いしていきたいと思っています。
こういう仕事のできる幸せを感じています。
お通夜に行って来ました [その他]
昨晩、ある先生のお通夜に行って来ました。
昨年末に倒られました。
長い闘病生活でした。
そして、とうとうお亡くなりになりました。
明るい先生でした。
いつも子どもの方を向いていました。
頑張り屋さんでした。
いっぱい助けて頂きました。
さぞ、生きたかったろうと思います。
定年まで、1年ちょっとありました。
無念だったろうと思います。
いろんな複雑な思いが心をよぎりました。
今まで、何人もの親しい方や友が若くして亡くなりました。
そのたびに、どうして・・・と思います。
言葉にできない思いが湧いてきます。
しかし、こんな時に最後に思うのは、今自分は生きているってことです。
生きたくても生きられない命がある。だからこそ、いまを生きる我われは自らを成長させる努力をしていかなければならない。落合寛司(西武信用金庫理事長)
亡くなられた先生の分も、僕は精一杯生きていきたいと思います。