アンサンブル合同練習での他の先生のレッスンより [合唱]
今日は、昨日の他の先生方のレッスンの様子を何度も聞いていました。
レッスンの様子を録音させてもらったのです。
本当に勉強になることしきりでした。
自分のためにも、そしてこのブログを読んでいる人のためにも、まとめてみたいと思います。(なお、これらは合唱団の子供達の練習法です。ご了承ください。)
大会まであと一週間。その間でできること。
言葉を大切に!
スラーがついている部分はなめらかに歌う必要がある。でも、言葉を大切にする。
語頭を意識し、少し早めに出す。
「たいせつ」だと「つ」がどうしても強くなってしまう。弱めに
鼻濁音
途中の「がぎぐげご」は、鼻濁音で発音する。例えば「めがね」の「が」、「おにぎり」の「ぎ」、「もぐら」の「ぐ」、「めぐり」の「ぐ」など
最近はなかなかできない人が多い。
・その練習法。
一人一人、歌っていく。
例「めぐり」「めぐり」「めぐり」「めぐり」「めぐり」
誰がいいのか、みんなで確認していく。
いい子の歌い方を真似し、歌う子を一人一人増やしていく。
どうしても上手く歌えない子は、「めうり」とあいまいに歌うことで、ごまかすことができる。正しく鼻濁音で歌っている子が助けてくれる。(これは表現読みなどの時にも生かせると思います。)
声質をそろえる
アンサンブルは人数が少ない。一生懸命声を出さなくてはいけない。でも声質の違いが目立ってしまう。だからこそ、声質をそろえる練習が必要。
・声質をそろえる練習方法
例えば「おー」。いろんな「おー」があります。
一人一人歌わせる。
「誰の歌い方がいい?」と問う。
みんなで選ぶ。
いい子の歌い方を真似して一人一人加えていく。
すると、声質がそろっていく。
鼻濁音の練習法とよく似ている。
伸ばす音
伸ばす音は全員きちんとそろえる。
例えば、二部音譜の伸ばし方・・・123と伸ばす(3拍目で切る)
伸ばす音に気持ちを込めて。
特にきれいな曲は伸ばす音に気持ちを込めるのがポイント。
発声について
声を出す時は、ほえない
しっかりとお腹を使う。(パンチ)
声を顔の中央に集めて出す。
口も目もあけて
歌うときの目線は上。下を向いて歌わない。
目線、ほっぺをあげる。
役割
人と違うメロディを歌う人は、そこが主役
主役と脇役の役割を意識する
習字の場合、漢字とひらがな同じ大きさで書くとひらがなが目立っちゃう。控え目にする人は控えめに。特にぶつかる音。例えば、ドとレが同時に和音にある場合、どちらかが少し控えめにしなければいけない。
今後、歌いこんで、言葉を生かすこと。気持ちを出すこと。
こうやって子供達の歌声を聞いていただき、足りない点のアドバイスをしていただくことは、子供達にとっても、指導者にとっても勉強になります。
一つ一つが自分や子ども達の財産となっていきます。幸せです。こういう勉強会の機会を持たせていただき、本当に感謝です。
アンサンブルコンテストへ向けて他校と合同練習 [合唱]
今日は、アンサンブルコンテストに出る子供達と他の学校へ遠征に出かけました。3校合同の練習会です。
子供達は、他校の先生のレッスンを受けました。
僕もレッスンを担当しました。全部で5チームいます。うちの学校以外の4チームをレッスンしました。一チーム、約30分のレッスンです。
最初はできるかなあと思っていました。だって、すごい先生のご指導された子供達のレッスンを受け持つんですから。
はじめはおそるおそる指導をしていました。でも、やっているうちにだんだんおもしろくなってきました。最後にはノリノリで教えている僕がいました。
だって、どのチームも、とっても一生懸命やってくれるんですから。そして、校長先生のおかげで、歌声の中で譜面と違う部分が見えるようになっている自分がいたからです。
次から次へと僕の口からアドバイスや、発声の理論や練習法が出てきます。知らない間に僕の中に合唱の知識がたくさんつまっていることを発見しました。そういう意味で、今日の体験は、とても良かったです。
子供達にとっても良い体験でした。知らない環境の中で、他の先生からのご指導。真剣みが違います。そして他校の子ども達に混じって、同じように練習する子供達がいました。環境の力って大きいなあと思いました。
午後は発表会でした。本番さながらに体育館での発表。子ども達の表情が硬い。でも、歌声はよくなっています。本当に良い体験ができたと思います。もっと歌いこんで、他の人に見てもらう機会を多くする必要を感じました。
他校との交流、本当にいいものだと思いました。
横浜の中華街は、同じ場所に集まり、競い合い、協力し合い、あれほどの発展をしてきました。合唱も同じだと思います。先生方が協力し、競い合い、交流を深めることで、子供達も刺激を受け、指導者も刺激を受けることができます。そして、みんなが成長することができると思いました。
今日は本当に勉強になりました。他校の先生によって書き込まれた楽譜のメモは、宝物です。
これを元にまた、より子供達の歌声を磨いていきたいと思っています。
こういう機会を設けてくださり、声をかけてくださった先生方に深く感謝します。
ps.たくさんの保護者のみなさんもご協力してくださいました。心から感謝です。
定期演奏会の小道具購入 [合唱]
今日は、定期演奏会の小道具を100円ショップにて買いました。
「光るブレスレット」
これは、ペンライトの代わりにするものです。昨年度好評でした。赤色 青色 緑色 黄色 紫色 白色 ピンク 橙色 それぞれ5袋ずつ、合計40袋
一袋に4本入っているので、160本分のペンライト!?が会場を彩るのです。
「ささやかなプレゼントです」って、並んだ先着順に、お配りしようと思っています。
風船
膨らませ、ステージの壁面にセロテープで貼ります。
20個入り、膨らませたら22㎝になる赤・黄・緑・青・橙の風船の5袋を購入しました。
カラーシール
今回作ったチケットには、切り取り線がありません。
そこで、入場確認のため、チケットの裏にシールを貼ることにしました。(昨晩の実行委員会で出たアイデアです。)500枚入りのシールです。赤・青・黄・緑・白シールが各100枚ずつ入ってます。残ったシールの数で入場者数がわかります。
しめて4935円也
こういう買い物も楽しみの一つです。
昨晩は、「定期演奏会の夢実現!実行委員会」が開かれました。定期演奏会にご協力してくださる保護者の方が集まってくださいました。心から感謝です。
演奏会に向けて19名のスタッフがそろいました。
定期演奏会に向けて、着々と進んでいます。
今日現在289席分のチケットが行き渡りました。
満席まであとわずかです。
何枚までチケットを渡そうか、迷うところです。
うれしい悩みです。
ps.なんと福井県からネットを通じて、チケットの申し込みがありました。ビックリするのと同時に、うれしかったです。
定期演奏会のチケット、順調です [合唱]
定期演奏会のチケット、順調です。
今年の演奏会のテーマは、「感謝・感動・勇気」。
感謝したい方をご招待するためにチケットを作りました。
これがとても良かったです。
チケットをプレゼントすることで、感謝することができるし、感謝したい相手が見えてきます。
まず、感謝したいのは合唱団の保護者のみなさんです。
子供達を生んでくださったこと。温かく育ててくださったこと。そして合唱団を続けさせてくださったこと。まず一番に感謝したい方々です。
子供達にとってもそうです。一人一人、感謝したい人を言ってもらった時、ほとんどの子が自分の家族を第一にあげていました。そこで、家族のみなさんに優先的にチケットの先行予約をしていただきました。
すると、合唱団関係だけで、すでに180席埋まりました。
次に感謝したいのが、友達や先生方です。子供達に、「感謝したい人にチケットをプレゼントして」って、数日前一人3枚ずつ渡しました。(全部渡さなくてもOK)これが、いま何枚、人の手に渡っているかは不明。
しかし、それ以外にも続々とチケットを受け取ってくださる方や欲しいといってくださる方が現れました。
今日は、なんと知らない人から電話がありました。ポスターを見て、欲しいと願い出てくださったのです。びっくりしました。昨日の音楽の先生方対象のコンサートでも、27枚のチケットが行き渡りました。
今日現在270席分のチケットが行き渡りました。
今回のコンサート会場の座席数は311席です。もしかすると、座席が足りず、パイプイスを出すことになるかもしれません。
全員が来られるかはわかりませんが、会場を満席にできそうな予感です。
満席まで、あとわずか。
お客さんの数も読めるし、感謝の気持ちも沸いてくるし、チケットを作って、本当に良かったです。
音楽の先生方の前でコンサート [合唱]
今日の午後は、先生方の勉強会の日でした。
この日、合唱団の子どもたちが、音楽の先生方を対象に発表会をしました。
前半が、普段の練習の様子、後半がミニコンサートです。
子ども達本当に良くがんばりました。
そして楽しい時間でした。
まず前半30分は、毎朝やっている練習の様子を見ていただきました。
うちの合唱団の練習は、変わっています。
全国レベルの先生に教えてもらっているからです。
名前を出すと、そうそうたるメンバーです。
といっても、映像でですが・・・
僕がいろんな所へ行って撮った映像を元に、3分程度でトレーニングできるように編集したものを使っているのです。
例えば、発声トレーニング・たこ焼き体操・一流の合唱団との歌うコーナー。声伸ばしゲーム、片足ケンケンで発声など。これを大スクリーンに映し、一流の先生の指導で一緒にトレーニングするのです。
先生方、興味しんしんで見てくださいました。
その後、アルプス一万尺を先生方と一緒にやりました。
ジャンケンして負けたら、足を押さえてもらい、腹筋を使いながら歌うのです。
先生方、「しんどい」って言ってました。すごいことを子ども達、やってたんですね。
そして、校長先生のハーモニー指導。
毎日5分ずつ継続することで、信じられないくらいのハーモニー感覚を身につけました。
超豪華でしょう。初めて見る方はおもしろかったと思います。
うちの合唱団の特徴は継続です。短い時間でも継続することですごいところまでいこう!という方針です。
後半のミニコンサートでは、歌を聞いていただくのと同時に、歌遊びも入れながら、合唱の楽しさを感じてもらう構成にしました。
プログラムは以下です。
①ゆかいに歩けば…2分
②春風の中で…4分44秒
③線路はつづくよどこまでも、で歌遊び。
④ぼくらは仲間…3分40秒
⑤ハローハローで先生方と握手。
⑥いのちの歌・・・4分30秒
6年生の司会じょうずでした。昨日台本を渡したのに、見事にやりました。定期演奏会では、司会をやりたいって立候補しました。演奏会に向けて、良い経験になったと思います。
そして、みんなの声も、朝と違い、とても良く出ていました。
楽しいコンサートになったと思います。
最後に、定期演奏会の宣伝をし、来たい方にチケットをプレゼントしました。なんと27枚のチケットが先生方の手に渡りました。
先生方の感想からいくつか紹介します。
・ステキな歌声でした。いのちの歌・・・はとっても歌詞の内容も心に響いてきて、涙が出そうになりました。心地よい時間を過ごせたことに心からお礼を言いたいです。ありがとう。
・一生懸命できる子をめざしているみんなの気持ちが伝わってきました。「感謝・感動・勇気」のテーマがそのまま私の心に届いています。定期演奏会の成功を心から祈っています。ありがとうございました。のどや体調に氣をつけてくださいね。
・みなさんの歌にはパワーがあります。聴いている人の心に届く、感動できる音楽です。これからも自信を持って、練習に本番にがんばってください。
・今日、演奏会を聞かせていただいて涙が出ました。
一人一人が一生懸命なところ。伝えようとしているところ。音楽が好きだという気持ちがいっぱいなところ。本当にすてきでした。これからもずっと音楽(歌)を好きでいてくださいね。
・みなさんの歌声を聞いて、とてもHAPPYな気分になって元気になりました。最後の曲では感動して涙が出てきました。まだ練習中の曲ということで、ぜひまた聞きたいと思います。
・とてもきれいな声で驚きました。何より子供達が一生懸命に楽しそうにうたっている姿がすごいなあと思いました。毎日の練習の積み重ねが見えるようでした。
子ども達、定期演奏会につながるとても良い体験ができたと思います。
先生方、そしてがんばった子供達に感謝です。いい一日でした。