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二学期の目標は、信じること [学級]

●指導者にとって大切なのは、「生徒を信じること」なんだ。「信」というのは「人の心に任す」という意味なんだよ。これは本当に勇気がいることなんだ。
【山口良治/伏見工業高校ラグビー部総監督】(『気づかせて動かす』より)

 二学期が始まりました。暑いのにも関わらず、みんな新鮮な面持ちで学校にやってきました。ありがたいことです。

 今学期の僕の目標は、子供を信じることです。みんないい子だって信じること。表面上どんな行動を見せようと、そういう気持ちで接していきたいと思っています。

 なぜなら、人は思われたとおりの人間になるからです。こいつは怠け者だと思ってしまうと、本当に怠け者になってしまう。しかし、これは仮の姿で、実はいいものをいっぱい持っている素敵な子なんだ、と思って接すると、その子は輝きを見せてくれます。
 これはいろんな子と接しているうちに、感じることです。人は思われたとおりの人間になってしまう。

 自分自身もそうです。信じてもらえると、がんばってしまいます。今の僕にとって、合唱のがんばりがそうかもしれません。
 逆に、こいつはこんな奴だって思われてしまうと、がんばろうという気は失せてしまいます。相手の思いが自分に通じ、やる気が起こらなくなってしまうのです。

 教師の思いは、とても大切だと思います。常に信じていたい。そのために、まず自分自身を信じること。自分を信じ、その信じる気持ちを周りに広げていきたいです。


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