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NHK全国学校音楽コンクール、東海北陸ブロックコンクールに行ってきました [合唱]

 今日、Nコン東海北陸ブロックコンクールに行ってきました。
自宅を、午前9時ごろ出発。本当は、5年生の団員3名を連れて行く予定だったのですが、ストップがかかり、結局僕一人で行くことになりました。子供達には本当に申し訳ないことをしました。
 ただ、保護者の中で「わが子にブロックコンクールをぜひ見せたい」という方が一組いて、向こうで合流することになりました。
 
 道に迷い、到着したのが12時過ぎ。ブロックコンクールとなると、人の集まり方が違います。臨時駐車場が設けられていました。

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 その時点で会場の廊下を折り返すほどのすごい列でした。

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 入場は無料で、チケットも不要。当日いきなり行っても大丈夫でした。
 ほどなく合流予定のMさん親子を発見。12時30分に開場。先に着いたMさんに良い席をとってもらいました。開演は午後1時でした。

 さて、コンクールでは、ただ聞くのではなく、「声・音程・言葉・表現」という観点で評価をつけながら、審査員になったつもりで聞いていきました。。
 団員のMさんにも、そう言いました。Mさん親子も評価をつけて聞きました。そして、演奏が終わるごとに、どうだったか話をしていきました。それがとても楽しかったです。

 さすがブロックコンクール。どの学校もうまいです。その中で、いくつか書いてみます。

 地元の千坂小学校。県コンクールの時よりもはるかにレベルが上がっていました。声量があり、メリハリもあってよかったと思いました。

 名古屋市立香流小学校の歌は、技術面でうまいと思いました。まるで精密な美しい工芸品を見ているようでした。

 静岡県の浜松市立広沢小学校の自由曲「せかいのふしぎ」は山場で歌声がホールの後ろに響き、僕は胸にくるものがありました。

 昨年度の優勝校、三重大学教育学部附属小学校は、25名と少ない人数でしたが、明るい声が印象的でした。小さい子が多いのに、上手に表現しています。さすがだと思いました。

 それに対して富山県の砺波市立出町小学校は、大柄の子が多く、声も大人っぽい感じでした。

 福井市麻生津小学校は、とにかく声量が際立ちました。

 金・銀・銅の予想を立てました。
 Mさん親子と僕とそれぞれ予想を言い合ったのですが、それぞれバラバラでした。審査員の予想も分かれたのではないかと思います。
 このレベルになると、個人の好みも大きく関係してくるような気がしました。
結果はこうでした。

東海北陸ブロックコンクールの結果

 僕の予想は外れました。
 団員のMさんは、全部予想があっていました。

 最後に審査員がこうおっしゃっていました。

演奏者が気持ちを伝え、客席のみんなと気持ちを共有することが大切。
もっとお客さんに音楽を伝えるエネルギーがほしい・・・

 う~~ん、だからこういう結果になったのか・・・と思いました。

 気持ちを伝えることの大切さはわかります。全国コンクールでは、3階の末席にいながら、子供達の歌声に感極まって涙したことが何度もあります。気持ちがこもった歌声が・言葉が、胸の奥にビンビン響いてきたのです。

 予想が外れたことで、いろいろと考えさせられるところがありました。

 しかし、個人の好みもあるけど、良いものは良いはずです。
 結論を言えば、胸にググッと迫るような歌声を作っていけばいいはずです。そのために技術があり、声量があるはずなのです。そんなことを考えながら帰途につきました。

 どの学校も、よく練習したことがわかる歌声でした。出場校、すべての学校に感謝します。本当にいいものを聞かせていただきました。出場校のみなさん、ありがとう。

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