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リベンジをかけた花笠の指導 [行事への取り組み]

 昨日、花笠の指導を大失敗した僕。リベンジをかけて、今日は朝3時に起きて、指導の方法を考えました。

 こんな作戦を立てました。ずばり「助け合い作戦」です。3年生を4年生が一対一で教えるという方法。流れはこうです。
 
●全体指導をする
●4年生、お手本+テストタイム
 4年生は、3年生にお手本を示す。 
 4年生の演技をみて、担任の先生は自分のクラスの子の合格・不合格を順に言っていく。
●教えあいタイム(5分)
合格した4年生が隣の3年生を教える(手取り足取りやさしく)
合格した3年生は座る。4年生、別の3年生を教える
3年生の先生は、4年生が教えきれない子供達を教える。
4年生の先生は不合格の4年生を教える。。
教える3年生がいなくなったら、4年生は自分の席にすわる。・・・座って笠回しの練習
注・時間がきたら、できてない子がいても次に進む。
(全員できるようにするのは、教室でのグループ練習の時・空白の時間を作らないため)

 この作戦が大成功!!
 今日は、4年生全員ができるよう、スモールステップを意識して指導しました。4年生にお手本をしてもらうと、ほぼ全員ができます。それをほめる。
 4年生が3年生を教えることで、3年生のできる割合も多くなる。
 できるようになった3年生をほめる。
 そして3年生をできるようにした4年生をほめる。
 もう、ほめ通しの一時間でした。
 みんな生き生き。僕も気持ちよく一時間を終えることができました。

 集団演技の指導、叱りながらやる方法もあります。しかし、今日のようにほめ通しでやる方法もあります。どちらが気持ちいいか。
 もちろん後者です。子供達も生き生きとしていました。

 本当にものごと、やり方一つなんですね。 しかしそのためには、明確なめあてと具体的な指導法を考えておく必要があります。合唱指導とよくにています。

●大事な一日を「ああ、いいことをしたな」と思って暮らすかどうかが、人生の幸不幸の決まるところだ。出光佐三/出光興産創業者

 そんな一日一日を積み重ね、運動会を迎えたいです。

PS.昔はベテランになったら、楽に指導できるようになるだろうなあと思っていました。しかしベテランと言われるようになった今、やはり必死で教えないといけないことに気づきました。年は違っても、子供達を動かすには、気迫がいります。自分の気を高めておく必要を感じます。


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