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なでしこジャパンが初優勝!勇気と希望をありがとう。 [幸せに生きる]

 今、テレビを見終わりました。ドキドキしながら見ていました。
日本女子サッカー、なんと世界一!!すごいです。
小さな身体なのに、よくやりました。
選手たちの表情、生き生きとしていました。
挑戦者として、伸び伸びとやっていたように思いました。
PKの時、選手たちが後ろで祈るように手をつないでいたのが、印象的でした。

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 思いは実現する。そんな勇気を与えてくれました。
今の日本に、彼女たちはとても大きな希望を与えてくれました。
勇気と希望を与えてくれた、なでしこジャパン!女子選手たちに心からエールを送りたいと思います。本当にありがとう。

 そんななでしこジャパンを育て上げた監督、佐々木則夫さんのインタビューや名言を集めてみました。

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再来年までにいくら牛乳を飲んでも大きくなれないので【佐々木則夫】
 次のW杯は再来年。再来年までにいくら牛乳を飲んでも大きくなれないので(苦笑)、日本らしいサッカーのなかで大柄ではありえないアジリティ、日本の良さを生かして、もっと緻密にロスなく、守備についても90分フルに動けるだけのものを準備したい。
 そのなかで世界のトップ近づけると思う。下の年代からも非常に質の高い選手が増えているので、日本は日本らしくやりたいと思っている。
2009.11.14 国際親善試合 なでしこジャパン vs ニュージーランド女子 記者会
見コメント

 日本らしいサッカー。それは、日本人の良さを生かしたサッカーです。
 僕はついつい合唱とからめてしまいます。
 うちらしい合唱。それは、うちの良さを生かした合唱です。うちもそんな合唱を目指していきます。

 その他、こんなエピソードもありました。

●”なでしこ”達に絶対的信頼を置かれている監督のエピソード
 
東日本大震災の被災地の映像を見せ、選手を元気づけた(女子W杯2011ドイツ戦前)監督も東北出身ということで震災には人一倍の思いがあり、被災者のためにも頑らなければと伝えた。
・・・ただ勝つことだけ!でなく、人のため、みんなのためという大きな目的意識を持たせたんだろうなあ。

綾小路きみまろのライブDVDを見せ、選手をリラックスさせた(北京五輪の時)それ以降もDVD鑑賞は続いている様子・・・笑いを大切にしてるんだろうなあ。まじめだけではダメ。合唱指導にも通じる面があります。

W杯目標は「世界一」と発言後、「選手の意見を聞いて」と訂正(北京五輪の時)選手の意見をとても尊重している・・・これもいいエピソードです。選手の意見を常に聞いて生かしてるんでしょうね。

自分と選手の橋渡し役に澤選手を活用し、チームをまとめあげた(チームミーティングの時)天才としてチームの中で浮いてしまう可能性のあった沢選手をうまく引き込んだ。・・・選手をうまく生かす。それぞれの長所を全体の中でうまく生かすことが大切なんですね。

選手をまとめるため、心理学を勉強した(なでしこジャパン監督就任後)少しのことでえこ贔屓と感じることもあるとか。(元なでしこジャパン・川上直子談)・・・これも大切なことです。女子の集団はそれが大きいでしょう。僕も勉強しよう。

 インタビューやエピソードを見ても、明るくそして相当な勉強家だと感じました。
テレビでこれから特集があるでしょうから、どんな指導者なのか。自分に生かせることはないか、そんな面を学んでいきたいです。

 朝から、とっても明るい気分にさせてもらいました。本当に勇気と希望をありがとう。


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合唱指導には、例えが有効!? [合唱]

 この絵は、合唱指導で「例え」を使って指導した事をある団員がノートにまとめてくれたものです。(団員の絵に僕が少々パソコンで手を加えました。)
 説明がないのでわけがわからないかもしれませんが、子供達にはとっても好評でした。

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 合唱指導のすごい先生は、歌の指導をするときには、例えをとても上手に使います。
 小鳥が飛ぶようにうたって。
 50m先を見て歌って。
 アイスクリームの先のようにそーっと切ってなど

 それを真似して自分なりに「例え」を考えたのが、この絵です。
 課題曲をやっておられる先生、どんな指導をしたか想像してみてください。
 
 一生懸命考えて教えたことを団員が、こんなに良く覚えていて書いてくれたことがうれしくって、アップしました。また、課題曲を指導されている方の何かの参考になればって気持ちもあります。

 ただ音楽記号どおり教えるのではなく、具体的にイメージが浮かぶよう教えることが、自分の大切な役割だと思っています。

 歌にはイメージが大切。「ここは強く歌って!」なんて指導よりも、例えを使った指導の方が有効だと感じています。
 
 合唱は、想像力、イメージ力が大切だと思います。まず指導者に、それが求められていくと思います。

 いろんな部分が鍛えられます。合唱指導、奥が深くっておもしろいです。

ps.このことは、合唱だけでなく、他のことでも大切なような気がします。子供達に何かを伝えたい場合、直接いうよりも、例えを使った方が、ストンと理解してくれることがあります。合唱指導を通して学んだことが、他の応用につながります。自分の指導の広がりを感じています。


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奥が深いクレッシェンドと自然なデクレッシェンドの話 [合唱]

 歌には、ここで盛り上げるぞ~というクレッシェンドの部分があります。(<こんな形をした横に長い記号)
 辞書には、こう書いてあります。(感動・勢いなどの)盛り上がり,高まり; 最高潮.
 ここがきまるとかっこいいのです。

 今日勉強になったことがあります。それは、クレッシェンドを、盛り上げようと最初から大きな声を出してしまっては盛り上がらないってことです。最初でエネルギーを使い果たして、後半持たないのです。

 でも、子供達、ついついここは山だからと大きな声で盛り上げようって気持ちがあるんですね。最初からワ~~~と行きます。でもそこをぐっと押さえる。エネルギーをためといて、最後の方でお腹から出す。コツは手をギューッと握る。隣同士手を握り合ってギューッとやっても効果的です。するととってもかっこいいクレッシェンドになりました。

 最後になるにしたがって盛り上がっていくと、本当に気持ちのいいこと!!
思わず「かっこいい~~」
と叫んでしまいました。

 クレッシェンドはマラソンとよく似ています。
 最初から飛ばして走ると、後半勢いが落ちていきます。最初セーブしておいて、後半残しておいたエネルギーで、スピードを上げ、一気にゴールへ!!感動!!

 映画もそうですね。僕の大好きなロッキーは、最初落ちぶれた静かな雰囲気から始まり、最後は「エイドリア~~ン」ってエンディング!!感動!!
 クレッシェンドって、奥が深いです。

 逆にデクレッシェンド(>こんな形で横に長い記号)は、少し簡単です。これはソアーベの坪口先生から教えていただいた秘策なのですが、書いてしまいます。

 最初からワ~~~と行ってしまうのです。すると、子供達のエネルギーがなくなっていき、自然にデクレッシェンドになるというのです。
 実際やってみるとそうなります。本当にデクレッシェンドは自然でおもしろいです。

 奥が深いクレッシェンドと自然なデクレッシェンドの話でした。


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合唱指導の向上に効果あり!?繰り返し作戦! [合唱]

 歌の指導をするには、まず曲の解釈が大切だと言われます。
すべての情報は楽譜に書いてあります。
 歌詞・音譜・音楽記号・ピアノ伴奏などをすべて見て、解釈をしていく。時には楽譜に書いてないことをも読み取って解釈していく必要があります。そして指導が決まってくると言います。
 国語の授業で言うと、まず教材文の解釈、つまり教材研究をすることで指導が決まってくるのと同じです。

 音楽が専門ではない僕にとって、これはとても高いハードルです。だって、楽譜が読めませんから。(今は少しは読めるようになって来てますが・・・)最初は、どうやって教えていいのかわかりませんでした。

 しかし、今は少々自信を持って指導ができるようになりました。教科書の教材なら、だいたいどんな感じにやったらいいかって、楽譜をみてわかるようになってきました。(こう書きましたが、あくまでも以前の僕に比べての話しですよ)

 秘密があります。僕のような音楽の素人でも、解釈がだんだんできるようになってくる方法です。

 それは、繰り返し作戦。

 Nコンに挑戦するようになって、超難しい楽譜を相手にしなくてはいけないようになりました。僕にはとうてい手も足も出ないような難解な楽譜です。
 しかし、課題曲講習会というのが何箇所かで開かれます。まずそこへ参加するのです。

 そこでは一流の合唱指導者や楽譜を解釈するプロ指揮者のお話を聞けます。目から鱗が何枚も落ちます。

 しかし、僕のような素人の場合、それを真に理解し、指導できるまでには、何度も聞く必要があります。そこで、その講習会の音声を何度も繰り返し聞くのです。
 
 今年は、愛知で行われた武田雅博先生の講習会を毎日聞いています。武田先生は、楽譜の解釈が天才的だと思います。楽譜がこうなっているから、こう指導するって、素人の僕にでもわかりやすく説明してくださいます。それを毎日聞いては少しずつその通り真似して指導しています。

 すると、なんとなくこの歌詞のときは、こんな指導をする。この音譜の時はこんな指導をするってことが少しずつわかってきます。
 繰り返し聞いては、実践。その繰り返しが、合唱指導や楽譜の解釈の向上にとても効果があると思います。
 
 一流の合唱指導者の先生は、子供におろす言葉が具体的で、とてもうまい例えをされます。何度聞いてもうなってしまいます。

 繰り返し聞くことで、そんな言葉の宝物も自分の財産となっていきます。
 そして、自分でもそんな例えを考えてやってみようって気になります。

 実際に今日実践してみました。いつも以上に熱が入り、ますます合唱指導がおもしろくなってきます。
 
 繰り返し作戦お勧めです。

ps.この方法、他の分野でも応用がきく方法だと思います。繰り返し聞いては実践。一流のものを繰り返し(見て)聞いては、実践。センスがアップしていくと思いませんか。


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うれしい歌のテスト [合唱]

 合唱団では、毎日歌のテストをしています。
今は自由曲の音程を見るテスト。曲を5つの部分に分け、自分のパートの音がとれれば合格です。

 一日一回挑戦のチャンスがあります。
長休みと昼休み、受けたい子が挑戦しに来ます。
 今年は、特学という立場なので、こういうことがとてもやりやすくうれしく思っています。
 うちの子供達は、そんな合唱団の歌声を横になりながら、聞いています。
 毎日挑戦しに来る子もいれば、まったく来ない子もいます。

 一人一人の歌声がよく把握できます。
 この子は、こんなにうまかったんだって改めて思うときがあります。
 うまくなったなあと、感心するときがあります。
 経験年数や成長とともに、歌声も変化していくことがよくわかります。
 

  さて、かわいそうですが、なかなか音程がとれない子がいます。特に入ったばかりの子供達は大変です。コンクールの曲は超難しいですから。

 でも、毎日挑戦しに来ます。落ちても落ちても挑戦しにきます。僕もなるだけ、プラスの言葉をかけるよう意識しています。
「うまいなあ。あと、ここさえ音が合えば合格だよ」って、楽譜に印をつけて教えます。時にはその場でボイストレーニングをしたりします。

 そんな歌のテストを始めて、約一ヶ月が過ぎました。

 初心者の子は、なかなか音がとれません。声が上ずったり、低かったり。声が出なかったり。
 しかし、最近、5人の初心者の子が劇的に音がとれるようになってきました。
一人は男子。残りは女子。
いずれも、毎日のように挑戦しに来ている子供達です。

 最初は、音程のずれているところが多かったような子が、今では、新しいところを挑戦しても、違っているところが2,3箇所という所まできました。

 テストのたびに感動して、思わず。
「本当にうまくなったなあ」
と心からの声が出ます。

 合唱って、すごいです。やればやるほど、上手になっていくんですね。出なかった高い声が出るよになり、歌えば歌うほど、上手になっていきます。

 コップに水がたまり、いずれあふれるときが来るように、今、初心者の子供達の何人もが劇的に変身しようとしています。
 一人一人、歌のテストをしているから、見えることです。

 チャレンジすることの大切さを教えてくれます。継続の大切さを教えてくれます。そして、そんな子供達を偉いと思います。子供たちの成長がうれしいです。
 うれしい歌のテストです。

PS.今日は、「私、音がわからない・・・」っていう4年生の団員に、「じゃあ私が教えてあげる」って6年生の団員が声をかけていました。
 子供達同士のつながりも生まれてきています。そんな意味でも、うれしい歌のテストです。


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