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夢の一夜でした!福井ソアーベ児童合唱団定期演奏会 [合唱]

 昨日、福井ソアーベ児童合唱団の定期演奏会に行ってきました。

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 今年は会場が越前陶芸村文化交流会館という少々遠い場所でした。しかし、合唱団員4名を引き連れてのコンサートツアー。道中も楽しい時間でした。
 車の中では子供達、練習では見せない姿を見せて、ワイワイがやがや。楽しかったなあ。
 これが、コンサート会場です。

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 会場の入り口に着くと、なんと箱根の合唱セミナーで同室で、このブログの愛読者でもあるふってぃさんとばったり出会いました。ビックリしたのと同時に、うれしかったなあ。
 ふってぃさんは、同じく同室だったYさんとソアーベの練習を見に行ったそうです。そこで、ソアーベにゾッコンになり、今日も愛知県からわざわざこのコンサートにやってきたというのです。その行動力、すごいです。

 そして、更に富山のS先生も来ました。S先生もソアーベの大ファン。しばらくふってぃさんと僕とS先生で、楽しい歓談の時間を持ちました。
 会場で座っていると、やがてS先生の友人のBirdさんもやってきました。彼は、家族と一緒にやってきたというのです。Birdさんもすっかりソアーベのファンになっています。Yさんもやがてやってきて、挨拶にきてくれました。
 なんだかソアーベを中心に、次々と大好きな人たちが集まってきました。それだけで心がぽかぽかと温かくなりました。また魂のつながりを感じた時間でもありました。

 一年ぶりのソアーベの歌声。
やはり、これだ!!と思いました。
 自然な歌声。これがいいのです。魅力的な声。心がウキウキとする声。声を聞くだけで癒されました。それは、自然のせせらぎの音。小鳥の声。そよ風にざわめく木々の音に通じるものがありました。
 そして、久しぶりに見る坪口先生のお姿。元気はつらつとした姿に、心が躍りました。かっこいいなあ。更に女先生の登場。あ~~、久々に家族に会えたような温かい気持ちになりました。

 書き出したらきりがないので、印象に残ったことを書いてみます。

まずは、最初の曲「だれかが口笛ふいた」
 自然な発声で、心地いい気分になりました。そしてメリハリがあります。それは、坪口先生の指揮によって作り出されているものだということが、見ていてよくわかりました。
 無駄のない指揮。そしてかっこいい。しびれる指揮です。右手、左手を自由自在に使いまるでかっこいい振り付けを見ているよう。あんな指揮ができるようになりたいと思いながら見ていました。

「バラが咲いた」
 言葉がはっきりと聞こえます。タ行やサ行などの子音がはっきりしていることがよくわかりました。そして技術だけでなく、その言葉に表情があります。同じバラでも、表現が異なり、いろんなバラが次々と目に浮かんできました。あの声質から表現される様々なバラの花にしびれました。


「旅立ちの日」
 卒業式の定番の曲です。ソアーベはどんな風に歌うんだろうと、興味津々でした。聞くと、やはりソアーベらしい旅立ちの日でした。
 普通は、感情を込めた重い歌になりやすい歌です。
 でも、ソアーベの歌は、「明るい未来が僕たちを迎えてるよ」って気分になる歌でした。ああ、こういう表現の仕方もあるんだなって、思いました。そして、それは、ソアーベの明るい歌声だから表現できるんだろうなって思いました。
 また、振り付けもとても良かったです。子供達が一番気にいった曲でもあります。

「ウンパッパ」
 とにかく明るい気持ちになれました。そして歌に力みがない。
 全般的に感じたことですが、ソアーベの歌には変な力みがないことを感じました。だから心地よく聞いていられるのでしょう。そしてオシャレでかっこいい。


「きゅっきゅっきゅう」
 小さな子供達が登場してからが、よりソアーベらしくなるような感じがします。もうかわいい!!歌もかわいいし、振り付けもかわいい。
 こういうコンサートでは、振り付けも歌の大切な一部だということを感じました。
 さらに、保育所に通うような小さな子がいるのにも関らず、その子たちの歌声が全体とうまく混じりあい、きれいな歌声だということに、改めて気づきました。
 その歌声は、より幅と広がりを持ち、魅力的になり、心がウキウキします。

 書き出すときりがありません。

第二部になると、坪口先生、衣装を変えて出てきました。これがまたオシャレでかっこいい。ああいう服、どこで手に入れているのでしょう。僕も形から真似をしていこうと思いました。

全部良かったのですが、特に良かったのが下の二曲です。

「わたしの紙風船」
 いきなり、紙風船を取り出したのには、驚きました。そして膨らませ、ポンポンと遊び出します。そこから始まるこの歌。紙風船を手に持ち、小道具として歌う。最初は少し切ないようなメロディー。
 でも、後半明るい曲調になり、そこで小さな子供達が出てきます。そして紙風船をポンポンと、空に飛ばし遊び出します。それが曲の一部。自然な絵になっています。本当に聞かせて見せてくれます。いいなあ。

「幸せなら手をたたこう」
 これは、うちの合唱団でもやりたい!!って思いました。振り付けをしながら歌う子供達。やっている子供達も楽しそうだったし、会場の皆さんでやっても楽しそうです。
 今度土曜日に養護老人ホームでコンサートがあります。ぜひ入れたいと思います。

第三部の児童合唱組曲「恐竜探検」は、ストーリー仕立てになっており、楽しいミュージカルを見ているような気分になりました。
 こういうミュージカルっぽいことにも挑戦してみたいな。と思いました。コンサートっていろんなことがやれるんですよね。合唱を中心にした大きな広がりを感じました。

 最後の[S・O・A・V・E」。毎年聞いて、ジーンと来ますが、やっぱりいいです。本当にソアーベらしくって、すてきな曲です。そしてこの曲を聴くと、あ~~、もう終わりなんだなって切ない気持ちになります。

 ソアーベのコンサートって、本当に温かいです。会場全体が、家族って雰囲気になります。それは、まず、子供達が家族のように、ステージの上で、楽しく遊び歌っていることが伝わってくるからでしょう。コンサートというよりも、子供達にとっての最高の遊びの場所って感じがします。何よりも坪口先生が一番楽しそうです。子供達に囲まれ、幸せそうな坪口先生、そしてさりげなくサポートしている女先生を見ていると、ほんわかと温かくなります。そして、その空気が会場全体に広がり、温かい気分になります。

 また、小道具やハプニングなどいろんな工夫がなされ、見ても楽しめます。
前に一度、坪口先生がこんなことをおっしゃっていました。
「僕はいつもいろんなことを想像して楽しんでいるんだよ」
昨夜のコンサートは、おそらく坪口先生の想像力が形になったものだと思います。こうしたら楽しいだろうなあ。こうしたらおもしろい。そんな楽しさの想像力の総決算。

 夢の一夜でした。幸せな一夜でした。こんな合唱団、こんなクラスにできたら最高です。
坪口先生ご夫妻を始め、福井ソアーベ児童合唱団のみなさん、本当にありがとうございました。


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