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日本アホ会in北陸!最後の授業 西田文郎さん [幸せに生きる]

 日本アホ会in北陸!最後の授業者は、いよいよ西田文朗さんの登場です。
  僕がこの会に来た目的は、この方のお話を生で聞くためです。

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 休憩時間に、なんと西田さんが、廊下にいるのを発見。勇気をだして、先生のもとへいき、「ファンです。握手をしていただけますか?」と言いました。
 快く握手をしていただきました。感激でした。
 その後更に、
「僕は合唱で、日本を元気にしたいと思っています。よろしくお願いします。」と言って、名刺を出しました。
 すると、西田先生からもこんな名刺を頂きました。
 なんと西田先生と名刺交換をしてしまったのです。これだけでもうこの会に来た甲斐があったというものです。

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 西田先生のお話しにも心に残ったことがたくさんあります。そのいくつかを紹介します。

やくざの親分の教育論 

 ある荒れた中学校があったそうです。その中心はやくざの親分の息子。先生は、なめられないようにと気合を入れた服装と態度で、その子に接していたそうです。でも、どうにもうまくいかない。
 そこで、気合を入れて、やくざの親分の元へ、現状を言いに行ったそうです。
 親分は、先生の姿を見てこう言います。
「先生、それじゃ言うことを聞かないよ。うちの息子は、そういう姿、ここで見慣れているから」
 先生は聞きます。
「ここでは、親や親戚に見離されたような子供達が、親分の言うことを素直に聞いていますが、それは、どうしてですか?」
 親分は、こう答えます。
「それは、愛だ。ここに来る子供達は愛に飢えている。だから俺が愛してやってるんだ。暴力や威嚇だけでは、言うことは聞かない。」

 これは、とてもよくわかります。根っこに愛があるかどうか、子供はすぐに気づきます。まずその子を受け入れること。愛の気持ちがあるかどうか。大切なことです。
 なかなかうまく行かない自分ですが、ここ数年、特に感じていることです。教師が変われば、子供も変わってくれます。

 

○を使う
 社会人になって使うのは、まず何でしょう?○に当てはまる一文字は?

正解は、 
(気)を使う
 これは、基本のルールだと言います。社会人になって、人に対して気を使うこと。大切な事です。では、次に使うのは、何でしょう?(?)を使う・・・・

正解は、、
(喜)を使う
 人に喜んでもらうこと。人の立場に立って、喜びを与えること。それが大切だと言います。
では、更にその次に使うのは、何でしょう?(?)を使う・・・・

正解は、
(生)を使う。
 生とは、灘の生一本 の生(き)です。まじりけのない生き方をする。天命に従って生きること。この生は、僕にとって難しい話でした。「50にして天命を知る」という言葉があります。
 「我欲を捨て、人や自分の根っ子の部分が喜ぶ生き方をすることかな」と理解しました。 
 与えられた生を楽しみ。謳歌する。そして自分を含め、たくさんの人に喜びや感動を与え、味わいながら生きること。そんな感じでしょうか。
 福井ソアーベ児童合唱団の坪口先生はその境地にいるような気がします。

 これは、300万円のセミナーでのお話をちょこっと紹介したものだそうです。実際はもっともっと深い話しなのかもしれません。

 

二種類の成功

 また、成功には二種類あるという話し。
社会的成功と人間的成功
 どちらかの成功ではなく、両方ともかなえることが大切だという話も心に残りました。
たとえば社会的成功だけの人とは、大金持ちになったけど、さびしい人生を送る人。
人間的成功だけの人とは、極端なことを言うと、ホームレスの中にもいる。でも、それでは、またさびしい。
 なるほどと思いました。両方のことを意識することが大切なのかもしれません。
 これは、学級経営でもいえることです。周りから見て、すごいクラスだと言われても、担任自身が孤独な思いをしている場合があります。
 また、学級崩壊同然のクラスでも、担任はそれを気にせず、大らかにしている場合もあります。
 クラスでも、合唱団でも、社会的成功と人間的成功、両面を意識していきたいと思いました。

感謝
 
 とにかく、この会は熱い会でした。そして講演した方々も熱い!!
 共通して言えることがありました。それは、根っ子に愛があるということ。そして明るい。それをひしひしと感じました。
 方法はいろいろとありますが、熱く温かいハートが大切だと言うことを感じました。
 いい話をたくさん聞けました。日本アホ会in北陸!をお世話してくださった皆さん、感謝します。

PS.僕の隣に座っておられたご婦人。「ペットボトルのお水いりませんか?」と言います。たくさん買ってしまったので、余ったとのこと。喉の渇いていた僕、ありがたくいただきました。
 帰りがけ、何かのご縁だと思い、名刺をお渡ししました。
 すると、数日後、こんなハガキが来ました。

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 そして、「合唱団のホームページを拝見した」ということ。更に熱い応援メッセージが書かれていて、とても感動しました。講演者だけでなく、熱いハートの皆さんが集まっていたようです。
 石川県、元気です。うれしいので、紹介しますね。花みやびという会社のブライダルコーディネーターの方です。
 きっと結婚という人生の一大イベントを迎える人たちに幸せをいっぱいプレゼントされている会社なのでしょうね。こういう気配りができる会社ですから、すてきな会社だと想像できます。
 ありがとうございました。


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